透明人間の蒸気

村上信五

野田秀樹作品に村上信五が挑んだ「透明人間の蒸気」

野田秀樹さん作の舞台に村上くんが出演した「透明人間の蒸気」のあらすじや日程を紹介します。

◆あらすじ◆

35.「The Kiss of an Invisible Man~透明人間の蒸気~」より

「二十世紀を千代に八千代に後世へ伝えよ」―。そんな勅命を「朕」から受けて早や50年。華岡軍医は、愛染かつら看護兵、のらくろ軍曹、ロボット三等兵と共に、いまだその難事業に没頭していた。レコード針、井戸、カンテラ、ミソカツ、白いギター、風呂屋のバンダイ、親孝行……。20世紀で消えたモノばかりを集めるその中に、まだ足りないモノがある。それは「二十世紀の肉体」。そして華岡軍医が選んだ「二十世紀の肉体」の持ち主は―?
一方、所は鳥取砂丘。そこに、サリババ先生の教えを受ける少女がいる。三重苦の少女、ヘレン・ケラ。耳も目も不自由だが、足の裏で世界を感じている。

ケラのもとに、ひとりの男が現れた。男、いきなりケラに長いくちづけをする。初めて感じる熱い吐息を、ケラは「神様の蒸気(ゆけ)」だと思う。そして男を、神様だと信じた。

その男、名を透アキラ。実は口先だけで生きる希代の結婚詐欺師。彼のせいで娘を亡くした父刑事は、地の果てまでもと彼を追う。アキラに魅せられた女たち、有閑マダム・ナナと住友花子も後を追う。逃げるアキラの前に立ちはだかったのは…あの、華岡軍医。華岡軍医が選んだ「二十世紀の肉体」の持ち主とは、この透アキラだったのだ。

軍医は彼に「二十一世紀」という名の果実を食べさせて眠らせ、人体実験のカプセルに入れた。これで「二十世紀の肉体」を腐らせることなく後世に伝えられる……。軍医がそう思った時―カプセルが大爆発。事故が起こったのだ。そしてその後遺症で、アキラは「皮膚」を失ってしまう。誰にも見えなくなったアキラの姿。しかしただ一人、ケラだけが、彼の姿を見ることができる……。

そして透明人間と盲目の少女との、恋の冒険が始まった―。

透明人間の蒸気-村上信五

スタッフ・キャスト、日程

◆スタッフ・キャスト◆
作:野田秀樹
演出:岡村俊一
舞台監督:瀬崎将孝

透明人間:透トオル / 筧 利夫
3重苦の女性:ケラ / 小西 真奈美
松澤 一之
軍医:村上信五

◆日程◆
東京:青山劇場
 2002/11/16(土) 〜 2002/12/1(日)
大阪:大阪厚生年金会館芸術ホール
 2002/12/13(金) 〜 2002/12/18(水)


▼その他の舞台については、こちらの一覧からご覧いただけます。

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